日々のつぶやき日記

美容師、パパ、男としての日々のつぶやき

アシスタント4年目~スタイリストデビューまで

美容師を目指している人に読んでほしいような、読んでほしくないようなブログ。

ただただ僕の体験を書いております。

もともとネガティブな体質なので、同じような状況でも普通に乗り越える人もいるだろうし、同じように悩む人もいると思います。

特に愚痴とかではなく記録として、いいこと、悪いこと事実を書いてます。

 

アシスタント日記も、もう4年目。

 

自分がアシスタントを4年もやるなんて思ってなかった。

そこのお店はスタイリストになるためには月一回の試験を27項目、クリアしなければならない。その月に落ちたら、また来月。

1年に12回しかチャンスはない。最短で行けば2年ちょっとでスタイリストになれるが、まさかの36回終わってもまだあと3項目も残っていた。

お客さんでも「スタイリストになったら髪切ってね!」って言ってくれてる人もいたけど、なかなかなれずなんか気まずい思いもした。

僕の同期は結構落ちる人もいて最短でも32回目くらいでスタイリストになっていた。僕はやや遅い方。でも一つ下の子たちも追いかけているから変なプレッシャーもありつつ地道に頑張っていた。

頑張っていたけど容量が悪かった。

ただただカットも練習をしてたけど、わかってるつもりになっているだけで、深く質問もしなかった。もっとしつこく先輩に質問すればちゃんと吸収できたんだろうなぁ。

 

先輩に指導されているときも、

返事はよくて素直だけど言われたことができてない子

頑固ですぐ機嫌悪くなるけど一度言われれば意外としっかりやる子

に分かれる。

僕は前者だっただろう。

 

本番の為に髪を切る練習をするのが本質なのに、

試験に受かるためだけに練習してるから、

人間を切るときになっても練習したことを忘れてしまっていたり。

ヘアカタをみてこれはボブのアレンジのスタイル、これはマッシュのスタイルなど考えて切るのが普通だが、練習と本番で別で考えているから本番でパニックに。

先輩からしたら

(前教えただろ??)っていう場面が多かったでしょう。

(今思えばビフォアとアフターを写真に撮らせてもらってノートつけたりすればよかったなぁ。)

その後悔もあるから今も写真撮らせてもったりしてる。

アシスタントの時に要領がよかったら器用貧乏みたいになってたかな??

 

だいぶ脱線したが、この年は僕の人生をだいぶ変える年になった。

4月に他店からスタイリストが異動してきた。

怖い女の先輩と優しい男の先輩。

女の先輩に対して最初は

(うわー、この先輩がきたかぁ)、と悲観してたけど、

この出会いがきっかけでまさかのこの3年後結婚することになる。

そこの会社は社長から社内恋愛は禁止と言われていたので最初は隠して付き合ってたけど、普通に周りにばれていたようだ。

なかなか隠すのは難しいもんですね。

 

そして6月。

9月に新店舗ができるということでオープニングスタッフとして移動。神奈川に。

大好きな吉祥寺、そこの店のお客さんと離れるのはさみしくて悲しくて泣きました。

なにより美容師としての目標というより、お客さんにスタイリストとしての姿を見せたい!と頑張っていたのにそれが見せれないなんて!と。

 

結局異動は決定事項でわがままが通るわけもありませんでした。

送別会でもだいぶ泣いたー。。。

みんな泣いてくれて(頑張れよ!!!!)と送り出してもらいました。

 

また人間関係を一から気付いていかなきゃいけないのか。

僕はアシスタントリーダー個性の強いアシスタントたちをまとめる立場。

みんなあんまり会話したことないやつばっかりだったからいろいろ苦労したなぁ。

真夏にビラ配り(サボってアイス食ってるやつとか、買い物してるやつとかいたりして)

 

そんなことあったけどオープン。

ショッピングモールの中になったから人は良く通るけど、美容室ってオープンしたてってすいてるんですよね。最初の2か月くらいほんと暇でしたね。

なのに最初の1か月は社長から

「全員で必死になってがんばれ」とその月は週1休みにされて、やることないのに出勤するという無駄な時間を過ごしました。

 

新しいお店の店長はいかに社長に怒られないように、ということを考えている人だったので下の立場から似ていた僕は全然魅力を感じなかったですね。

同期も他に3人いたけど、まったく気が合わなくて転勤してから人間関係でなんかもやもやしてたことが多かったなあ。

 

ずるいやつが伸びるんだなって感じた年でもあって、

指名なしで来店したお客さんを勝手に自分の指名ということで担当したりするところを見ちゃったり、それを注意できない店長。無駄なメニュー追加。ちょーっとのカットで料金取ったり。まさか社長もそんなことやってると思わないから、そいつのことを「お前は紹介客が多いな!!いいぞ!!」と褒めるという。現場が見れていないというのは恐ろしい。

人の嫌な部分を見てしまったと同時に、ズルしてる成績伸びて褒められてるのと、正直者が馬鹿を見るのか、と感じてしまい会社、店に不信感を抱くようになった。でもそんなもんなのかなーって漠然と思ったり。

 

それがアシスタントも最後の方、結局自分のスタイリストデビューは年を越して1月になった。40回以上受けてやっと昇格した。つらかったけどスタイリストになれば変わるよ!と言われつづけやっとなれたスタイリスト。

 

いろいろあったけど自分の思い描いていた本物の美容師になれる!

これから念願のカットを営業中にできる!

なんてと思ったらわくわくしてた。

果たして現実は!?

 

 

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