日々のつぶやき日記

美容師、パパ、男としての日々のつぶやき

インタビュー、答えはいつ考えるのか。

昨日ある人と食事をしていろいろ思ったので、記録として残そう。

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ある質問に対し、

子供は純粋に。

大人は周りの気を使い、本当のことを話せているのか。

熱い人に対し、「熱いねww」など、あまりよく思わない人もいるし(松岡修造がそれだろう)、逆に冷めてる人にも「何すかしてんだよ。」と。

どちらも全員の賛同を得られるわけではない。

一般的には子供の方が熱く、大人の方が冷めている。

僕はちなみに、本当はいろいろ強く考えてるけど、それに気づいてほしくないから笑ってごまかすタイプ。だからいろんな人に誤解されている。

「お前、あんまり先を考えてないよねー」と。

「意見を言わないよねー」と。

オーナーがそれではあまりよくないだろう。

あまりじゃないか。

絶対よくない。

 

特に目上の人に対し、自分はマンツーマンでも正直に話せている自信はない。

特に初対面。

(この人にどう思われるんだろう)などの気を使い、少なくても100%正直な気持ちではない。

 

ちなみに今日のドラフト会議で注目の清宮幸太郎選手。

お父さんはラグビーで有名な方らしい。

子供のころからおそらく野球がうまかったんでしょう。

お父さんからインタビューに対して

「頑張ります!」だけで終わらすな!

と指導を受けてきたらしい。

うん、お父さん素晴らしいと思う。

そういうのって訓練というか慣れが大きく影響されるだろうから、子供のころからそういう意識して訓練を受けるって素晴らしいと思う。

選手宣誓とかもビシッと決めたしね。

 

清宮選手だけでなく、高校野球のインタビューとか見てると

「みんないいこというなぁ」って思う。

これっていい言葉選んでるとか、いいこと言ってやろうって思ってないから(当たり前だけど。いや、もしかしたらいるかもしれないけど)

”言葉が純粋”なんだと思う。

本当に思ってることを言ってる。

だから心に入ってくる。

 

美容室での仕事中、

スタッフの言葉遣いがお客さんに対して少し悪かったとしましょう。

僕はその時

  1. オレがその言葉づかいで話しかけられたらやだな。
  2. でもお客さん自身はどう思っているかわからない。特に何も感じてないかも。
  3. 注意しようか。
  4. 注意して不機嫌になっても面倒だ。
  5. また次の機会でいいか。その瞬間に注意しよう。

と、いろんなことを考えすぎて結局自分の意見は何なんだ?と。

ホントの意見は1.だろう。

自分の店なんだからそう思ったらすぐ注意すべきなんだが。

2.4.5.が邪魔して行動が遅れる。

これが気を使い過ぎる悪い例。

 

純粋な人、熱い人ならズバっと言えるだろう。

 

昨日食事を一緒させてもらった美容師オーナーの方はドシっとしてて、ビシッとしてた。

質問に対して無駄な気遣いがなく、素直に熱く。

たとえば

奥さん好きですか??とかの質問も

「まあね。嫌なとこないね。」とさらっと答えられる。

僕は無理。

「あー、微妙!!ww」みたいな感じ。

 

話しててお客さんを大事にしてる感じも普通にして自信に満ち溢れていた感じもあり素敵だった。

それに対して僕はなよなよしてて、気を使われるという始末。

仕事に対して、お客さんに対して、自分に対して、妻に対して

これ!!といった意見がまとまっていないのだろう。

 

仕事に対してなんて社会人としていろんな経験を実はしている。

美容師⇒ホテルマン⇒美容師

こんな経歴はかなり珍しいだろう。

 

自分でも接客の勉強をするためにホテルマンに転職したことは正解だと思っているが、

「ホテル??なんで??意味あんの?w」って言われたときがあって

え?実は大多数がそう思っているのかな?と思ったら

「え?まあね。。。」と流してしまってた。

 

人の意見なんてそれぞれなんだからちゃんと言い返せばよかった。

「めっちゃよかったよ。接客の勉強にもなったし、あんなに金持ちと接することはこの後の人生において絶対ない貴重な経験だった」って。

 

逆もあって

ホテルマンとして働いていた時も当時の上司に

「美容師って貧乏だし、結婚しちゃだめの職業なんだよな!なんでまた美容師戻んの?」って。

「仕事が好きだからです。髪形を作ること、あんなに長時間一緒に入れて密な話をしたり、逆に刺激もらったり、全体的に楽しいですね。」って言えばいいのに、

「えー、だってもうそれしかできないですもん!!」ってごまかして、かっこ悪。

 

もっと素直に言えるように。

この日記の最初に書いたお客さんの言葉遣いだって

”接客の勉強をするためにホテルで働いた自信”がしっかりあればそんな余計なことは考えなかっただろう。

 

もっと芯を作ろう。

 

お客さんによく聞かれること

自分の気持ちの整理も含めて記しておこう。

 

なんで新潟にお店を出したのか

「地元が新潟だったからっていうのもそうだけど、東京から帰ってきて少しだけ古い感じがして自分たちが素敵なスタイルを作って素敵な人たちを増やそうと思ったから。」

 

お客さんに対して何を大事にしているか。

「居心地。お客さんがいかに気を使わないで過ごせるか。初めての美容室って結構な人が緊張するからそれをいかにやわらげられるかがこちらの仕事。しゃべりたい人は話すし、雑誌読みたければ読んでもらって。そしてお客さん自身でも作れるスタイルを切る。お店やってもらう特別感も大事だけど、そのスタイルの持ちもかなり大事。やりやすい!収まりやすい!って感じてもらうことがカットがうまいって思ってもらい信頼してもらうことにつながる。そしてその輪が広がればいいなあって思う。」

 

夫婦でやりづらいところとかないですか

「しょっちゅう意見がぶつかるからそこはね。ただ一緒にいすぎてつらいとかはないね。最初はそうなると思ってたけど、ならなかった」

 

仕事楽しいですか

「つらいところも含めて楽しい!まだお客さんが少ないけど、どうやって増やしていくかとか、増えたら若い子雇ってお店盛り上げて、その子が育ってって考えたりするとわくわくする。スタッフやお客さんが増えてくれたらその分悩みも多くなるだろうけど。今は昔ながらの働き方じゃなくてもっと柔軟に考えていいと思ってる。昔みたいに夜中まで練習とか非効率ではなく。空いてるときは練習してもいいよ、とか離職率下げたりとかもできるだろうって持ってる。下の子からもお客さんからも楽しそうですね!って言われる人になりたい。」

 

とかね。これくらいは照れずに言いたいね。

 

昨日ご飯食べた人は貫禄あったけど、そういうタイプじゃなくても自分の意見を言える人になろうと思った。

 

長くなったな。

実は自分、いろんな事考えてるんだな。