日々のつぶやき日記

美容師、パパ、男としての日々のつぶやき

自分の技術を高めることとそのものが売れること、どちらを先にするべきか

この間、俳優、美容師、画家、警察の4人でご飯を食べました。

 

もともと友達だったのが4人でバラバラな仕事につきましてね、会社員が一人もいないというまさかの展開です。

 

たぶんだけど、安定してる職業別に順番にすると、

警察→美容師→俳優→画家という感じでしょうか?

集まった4人だとこういう感じでした。

 

 

不安定な職業が集まったから出た話題かも知んないですけど、

お金をどうやって稼ぐかみたいなのがテーマみたいになって。

 

でも、画家も俳優も美容師も自分のスタイル見たいのがあるんですよね。

 

僕みたいな美容師は

オールマイティに。

カット、カラー、パーマ、セットなどなんとなくみんながイメージしてる“美容師ならできる”っていう技術を身につけたかなと思ってます。

でも別にすべてできなくても美容師として働けるわけで。

実際に縮毛矯正専門店とか、セットサロンとか、カット専門店とかいっぱいあるんですよね。

あと、お店としては全部やるけど

カラーリストとか

パーマはやりません!!っていう人もいたり。

極端な話、免許持ってて1つの技術さえできれば職業として成立する。

 

僕は少人数のお店だから一応、幅広くひとりのスタイリストができるようにはしてます。

でも本音を言うと

カットはショート、ボブ、メンズしかやりたくないし、あとはカラーだけやりたい。

プラスヘアケアの専門店にしたいと思ってます。

でもまだオープンしたてだしお金を稼ぐためにもお客さんが求めるであろう技術はやってます。

 

んで、今回は

画家の友達が言ってたことだけど

「絵で食べていきたい。でも自分の、スタイルは崩したくない。お客さんの求める絵を描くより自分が描いた絵を気に入ってくれた人に売りたい。」

と。

 

それって最初から実現できるのってほんの一握りの人だけなんでは??

と思い、稼ぐためには求めるものを書いて、ファンを増やしてから自分のスタイルを貫いて、それからでよいのでは?と言う考えだった。

 

俳優の友達も、

「俳優みたいな表現する職業もいっぱいあるんだけど、テレビ、映画で演技する仕事、舞台、声優とか。最初は舞台以外の仕事はやりたくなかったけど、いやいややった声優もやってみたら表現の幅が広がった。」と。

まずは稼ぐことを優先する僕と同じ意見。

 

だよね。

 

がしかし、最も安定してる職業の警察が反対の意見。

 

「絵ってその人の生き方や悩みとかトラウマとかが出るから、むしろそれを売りにした方がいい。万人ウケする絵なんて描いてもしょうがないから賭けだけど、絵で食べて行くならそこにかけるしかない。」と。

 

ほう。。。

 

そう言う意見もあるのね。

自分は安定ばかり考えてたけど、スタイルを突き通すって言うのカッコいい生き方。

 

家族を持つと子供を食わせて行かなきゃだし、お金が第一優先になるけど、独身で実家にいたらだったら意外と金なくてもどうにかなるしね。

 

と僕とは違う意見で新鮮だった。

硬い考えにならないようにってずっと思ってたけど硬い考えになってたみたい。

 

僕たちはその画家のファンだから売れて欲しいし、それで食べていってほしいと願っている。

だから売れ方はどっちでもいいけど、成功してほしい。

 

こんな話はあんまりしないけど、まじめに話すと考えさせられる。

たまにはいいもんだなー。