嫁のじいちゃんが亡くなった。
見た目も気持ちも大きくて昭和の男。
寡黙だし、ビシッとしてた。
嫁の姉妹が大泣きしてたことでみんなから好かれてたんだなっていうのが言葉にしなくてもわかる。
1ヶ月前から入院してていつ具合が悪くなるかわからない状態だったのは言われていたこと。
そのときはお見舞いに行って会話もできてたし、ひ孫に会えて嬉しそうだだし。
なんとなくあと何ヶ月も生きてるんだろうなって思ってた。
でも今日逝ってしまったのだ。
なんか信じられないなぁ。
喪服の準備はしたけどまだ急がないしなぁって思ってたし、年賀状もみんなに書く気だったし。
ひとりの人がなくなるっていうのはやはり悲しい。
当たり前だけど。
あぁ、もう会えなくなるんだなぁって。
自分の子供にそのことを伝えたとき、シクシク泣いた。
まだ4歳なのに、会えなくなるっていうことを理解していたのだ。
ありきたりだけど、お星様になって空からみんなのことを見てるんだよって伝えた。
そうであってほしい。
夏もじいちゃんに会いに行ったけど、そのときは、
(オープンの準備で忙しいのに、なんで今の時期に会いに行くんだよ??)って正直思ってた。
でも今は夏に会いに行けてよかったって思ってるし、もっと行けばよかったって思ってる。
どうしても自分たちの予定もあるから頻繁には行けないけど、やっぱり家族は大事にしないといけないと考えさせられる。もちろん友達も同僚も。
誰かが亡くなってからは後悔しか残らない。
もっと大事にしてあげればよかった、もっと会いにくればよかった、もっと…って。
その後悔を少しでも少なくするために生きてるうちに、元気なうちにいっぱいあって元気な姿を見せれたらいいと思う。
今、元気なうちに自分の周りの人をちゃんと大事にしよう。と考えさせられる出来事だ。
自分の中では、人が一番大事、ということを思い出させてくれる。
あっちの世界でもかっこよくいてください。