「カラーが得意です」っていう美容師とそのフレーズを見たお客さんの感じること
よく見ますよね、このフレーズ。
- 〇〇カラーなら〇〇にお任せください!!
- 得意な技術 カラーリングです!
とかね!
僕も得意な方かなと思います。あと好き。
お店ではお客さんもカラー率は高い方だったので、支持されてたかなー、と。
ナチュラルに染める感じは結構好きですね。
ハイトーンはあまりやらないけど全員にカラーリングしたいくらい好き。
あ、でもこの美容師が言うカラーが得意ってお客さんが思ってる得意とはちょっと違うのかもと最近思ったりしますね。
美容師側からすると“髪の見極め”なのかなと思ったりもしますね。
(例外で、得意!って言えばお客さんが集まるって思って言ってるだけの人もいるかもだけど。)
例えば
この髪質でこのダメージこの明るさだと、
まず塗る前にこのトリートメントをつけて、
根元はこの薬、毛先は何分後にこの薬とか。
それを自分で塗ったり、アシスタントに指示したり。
美容師側からすると、それできれいに仕上がれば(狙った通りに)🆗となる。
でもたぶんだけど、お客さんからすると“塗るのがうまい”って思ってる人が多い気がしますね。
他のお店の美容師さんのことをたまに愚痴られたりしますが、
「前に行ったお店の美容師、カラーが得意って言ってたのに、自分で塗ってくれなかったのよー」
うんうん。言いたいことはわかります。そこを信じてそこのお店、美容師を指名してるわけですからね。
でも技術者からすると本当に大事なのはカウンセリングとその後の薬のチョイスなんですよね。(いや、塗るのも大事なんだけど)
指示通りきれいに塗ることってうまいアシスタントであればやってくれるし、指示通りなってくれれば仕上がりはほぼ一緒になりますしね。
仕上がってみて…
美容師(ほら!思った通り!!)
お客さん(あー、得意なのに塗ってくれなかったなー。)
というギャップが生まれるのでしょう。
これはお店の規模にもよりますが、
比較的席が多いところではカット以外はアシスタントが担当するところが多いですね!小さめのお店はマンツーマンかアシスタントと一緒にスタイリストもカラー、パーマをやってくれるところが多いですね。あとはその時の混み具合、スタイリストのスタンスによりますが。
ですので、
カラーが得意です、って言ってるスタイリストに自ら塗ってもらいたい場合は、少人数でやっているところに行くのというのが確実でしょう。
参考までに。