教科書と皮膚科と美容師の知識
この題名の3種類の知識で髪の毛や頭皮の知識はどれが一番詳しくて本当の知識を持っているでしょうか?
まず、教科書。
学校で習う授業で使うのもですね。
これはちょっと情報が古い気がしますね。
そして狭い。
更新されてもいい気がするけど、そういうわけにもいかないのでしょう。大人の事情で。
当時あっていた情報を何年も使い回ししているのでしょう。
だから美容学生は美容師の人の意見とか聞いた方がいいですね。狭い世界で勉強してないで視野を広く持った方がいいです。
ま、国家試験にでるのは教科書からなので教科書の勉強は必須ですが。
皮膚科のお医者さんはとばして美容師。
これも正しい知識を持った人と勉強しないで正しい知識を持ってない人がいます。
知識持ってない人を比較しても無駄なので今回は正しい人と持ってる方を比較しましょう。
美容師の場合の勉強方法は外部の講習会に出たり、本を読んだり、ネットで調べたり、と誰かが調べた情報を得るということしかできないのです。メーカーや本を書いてる人、ブログを書いてる人の知識を分けてもらうという感覚。
あとは現場での経験。お客さんが言ってたことややってることを聞いて、それが実際どうなってるかを自分の目で見るので知識プラス感覚を養われるという感じですね。
そして皮膚科の先生の知識ですが。
髪の毛については調べないと思うのですが、頭皮も皮膚なので、頭皮の知識については皮膚科の先生が一番よく知ってるのではないでしょうか?常に研究されてますしね。
なので頭皮の知識は勝てないですね、おそらく。
実際、皮膚科の先生が言ってたんですよ!
「私たちが一番頭皮も含めて皮膚については詳しい職業だ」って断言してた。
よく考えたら当たり前だけど、改めてさすがです!
んでね、何が言いたいかというと、
知識ってどこから得ます?
例えば円形脱毛ができた、としたら
↓
- ネットで調べる
- 美容師に聞く
- 皮膚科に行く
っていう場合がほとんどだと思うんですよ。
それでネットの情報って誰かからか聞いた人がブログに書いてたり、美容師の人が人集めのためのブログを書いてそれが偶然ヒットしたとかそんな感じだと思うんですよね。
そのブログ書いた美容師とか、直接の聞いた美容師の人もだれかから絶対聞いて知識を得てるわけで、それって教科書か皮膚科の先生とか、上司が言ってたとかそんな感じなんですよね。
でも皮膚科の先生から直接聞いてない人たちって、本当の知識を得られてるのでしょうか?
「〇〇ってあの人が言ってた」
「〇〇って言うらしいよねー」って
噂でしかないというか、真実じゃないかも。
でも、真実と思い込んでる。
それを周りの人に広める。
でも、あってるかわかんない。
自信あるかのように。
、で聞いた人がまたそのあってるかわかんない知識を広める。
その知識を信じる。
というのが循環して、不確かな知識が蔓延してる気がします。
最近あったものだと、
「スタイリングをつけない人はシャンプーは2日に一回で良い」というもの。
これを一番最初に耳にしたは高校のとき。理科の先生が言ってた。
「僕はこの理論が正しいと思ってる。その証明に今もフサフサでしょ」って。
確かにフサフサだった。
その情報は美容室に入ってからも言われていた。
「最近はスタイリング剤をつける人が多いから毎日シャンプーしてるけど、ホントは2日に一回でいいからな!」って社長が言ってた。
(あー、やっぱりそうなんだ!理科の先生が、言ってたもんなー)って確信した。
それから10年後くらいの、おととい。
皮膚科の先生が
「たまに、シャンプーは2日に一回しか洗わなくていいっていう人いるけど、そんな不衛生なことしないほうがいいよ」って衝撃発言を言われた。
「薄毛は遺伝で決まってるから」
(えーー!!!運命には逆らえないと!?)
「僕は毎日洗ってるよ、しっかり!」
と。この理論が、あってるとすると
僕は10年近く間違った知識をお客さんに撒き散らしてきた。恐ろしい。
というよりも正しい知識の方が身を潜めてるから表に出てこない。
やはり多数派のほうが買ってしまうということなのか!?
など多くのことを疑問に思ったが、長くなったのでこれはここまでにしよう。
やってはいけない肌のケア “行列ができる皮膚科”の目からウロコの新常識
- 作者: 村松重典
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/09/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る